Tour de Langkawi 2.HC 1st stage

Tour de Langkawi 2.HC 第1ステージ 148km

8日間のステージレース。
HCということもあって、メンツはかなり濃い。
長いが山岳ステージは明日と終盤の2ステージしかなく、総合を狙う今回は山場に集中する。

初日はど平坦。
2クラスならカオスになりがちだが、ワールドツアーチームを軸に集団スプリントになるだろう。
スプリンターのいない我々は大人しく脚を温存する。
各リーダージャージが決まるので、もし逃げに乗れたら乗る。

スタートから打ち合うが、炎天下で8日間の長丁場。
そこまで派手な打ち合いではない。
ワールドツアーやプロコンも逃げようとはするものの、お互いにチェックし合ってるので逃げれないだろう。
狙いはアジアツアーのコンチネンタルチームの良い動きに同調すること。

最初のスプリントポイントまで、集団ひとつでもつれ込む。
この直後の動きには要注意だ。
と動きを見張っていたら、健児たちがアタック。6、7人くらいいるか?
ワールドツアー、プロコンももういいや感が出ている。
これだけ暑くてスプリントに持ち込まれるのが分かっている状況なので、体力をセーブする為にも逃げにはできるだけ人数が多い方が良い。
7人とあれば、調度良い。

集団からもトイレ休憩が叫ばれていて、これは決まったかと思ったが、バルディアーニが潰しにかかる。
振り出しに戻され、アジアコンチチームが数人動いた。
これは行くな、と思ってチェックした。暑さで一回アタックしただけで、心拍が一気に上がるのが感じられる。
気づくと15、16人になって、牽制しあってしまう。みんなキツそう。

あまりの大人数のためか、後ろからバルディアーニがまた迫って来ている。
もう一回かければいける気がする、ただそこまで無理する必要があるか?...
ごちゃごちゃ考えて迷っていたら、3人がアタック。
集団もこれを容認して、トイレ休憩となった。

その後は集団内でレースを進める。
3人逃げたことで、途中のスプリントも争うことなく過ぎてゆく。

80kmくらいから体調が酷くなる。
かなりヤバめな熱中症になってしまい、ただの坂で遅れてしまう。
なんとか明日に繋げなければ、と走るがぶっ倒れて終了。

そのままDNF。
この長丁場、何も仕事をする事ができず、本当に申し訳ない。
イジェンでも同じ目に遭ったし、暑さでやられないようにしなければ...

コメント

  1. お疲れ様でした。
    苦しんだレースが熱帯地域ならば、勝ったレースも熱帯地域で悩ましいところですね。
    願わくば、恵みの雨を。雨乞いの儀式を。(他のチームメイトが嫌がるかもしれませんが。)
    最速で日本に戻れば栃木に間に合うかも?怪我人やU23ナショナル遠征行きの選手だったりで栃木が手薄になってるかもしれませんし、戻って走れる手筈があるならそこで勝つ姿をファンとしては見たいですよー。

    返信削除
  2. 完全に準備不足といったところだと思います。

    もちろん出たいレースは出たいとは思いますが、あまり身勝手なこともできません...

    返信削除

コメントを投稿