Sharjah Tour 2.1 2nd stage

Sharjah Tour 2.1 第2ステージ 151km

砂漠のど平坦。
有力チームによる集団スプリントになるだろう。
雨乞とキナンに2018年UCI初優勝を飾ってもらうべく、今まではトライしてこなかったガチガチのスプリントトレインに挑戦。
まずは、結果よりもトライ&エラーを積み重ねて、アベレージで成功できるような形を作る。


朝10時くらいまでは、気温も10℃ちょっとしかないので、結構寒い。
チーム一の寒がりの南野さんは、多忙も相まって、早くも顔には疲れが...

ということで、序盤のアタック合戦は静観。
何もしないのはヤバそうな動きには反応するけど、積極的には動かずに、最後に向けた動きのために脚を溜める。
コンチネンタルチームを主に、アタック合戦。
1時間くらいやりあって、4人の逃げが決まった。

心配していた風も強く吹かず、リーダーチームのVital Conceptがコントロール集団は、”比較的”平和にレースを進めていく。
レースが進むにつれ、気温もドンドン急上昇。
ボトルを運びつつ、気温差によっていつ横風が吹き始めてもおかしくないので、特に進行方向が変わるタイミングでは集団前方に上がって備える。

逃げも捕まって、いよいよ最後のスプリント争いになってくる。
1クラスということで、はぐれてしまっても無線があってコミュニケーションを取りやすい。
各チームが列車を組んで、位置取りと前に上がるタイミングを争っている。

ラスト5km、雨乞が地面の穴に盛大に突っ込んだ。
まさかとは思ったが、やはり、案の定、フロントタイヤをパンク。
すぐ後ろにいた自分が対応して、ホイール交換。

メカトラの救済処置はラスト3kmからなので、急いで集団に戻らねば。
雨乞を送り出して、後から来たオフィシャルのメカから車輪をもらう。
しかし自分が走り出した時には、集団後ろの交通規制による地元住民の渋滞が発生していて、見事にハマってしまう。
オフィシャルメカニックカーの◯菱のラ◯エボXがペーサーをしてくれるのだが、渋滞をすり抜けながらのペーサーは、まさに命がけ。ワイドリムからノーマルリムに変わっていたのに気づかず、急ブレーキをしても止まらず、焦る。
心地よいエンジンサウンドから発生する300馬力の急加速と、空気を後ろに流す優れた空力性能によって、脚が千切れるのではないかというくらい踏まされて苦しむ。
集団は見えるのだが、なかなか渋滞を抜け出せない。

ラスト2km、さすがに追いつけないと断念。というか、オールアウト。
カーペーサーには、やはり、ハッチバックに限ると思われる。
雨乞はスプリントに絡んで、7位。


最後は流してゴール。
脚の感触はかなり良い。明日は頑張る。

コメント

  1. フルリザルトを拝見した時は、雨乞選手と中島選手におぉ!!となり、椿選手と山本選手は山岳ステージに向けて温存もしくは中盤アシストだったのかな?などと思っていたのですが、そのような状況でありましたか!!
    皆様お疲れ様でした!!( ̄^ ̄)ゞ
    残り2ステージもお怪我の無いよう、そして自身のベストでレースに臨めますようお祈り致しております(>人<)

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