選択:B

各々方、“ロードバイクの魅力”というのをお持ちであろう。
では、ロードバイクの一番優れている所とは、一体何であろうか?

軽さ?
剛性?
速く遠くまで走る?

MTBでも軽くて硬いフレームはあるし、スリックタイヤを履けばロードバイクとほぼ遜色ない走りはできる。

今年始めの白浜クリテでは、ママチャリでレースを走りながら平均スピードは40km/hを記録している。

自分の思う、ロードバイクの長所・優れている所は、状況に応じて様々なポジションを取れる所にあると思う。
そして、それを可能にしているのが”ドロップハンドル”である。


ブラケットに手を置く基本のポジション。
操作性に優れて、あらゆるシチュエーションにも対応できる。。


上ハンに手を置くポジション。
キツい登りやゆっくり走る時に、上体を起こせて楽に走れる。


下ハンを握るポジション。
空気抵抗を抑えて、一番力も入るので速く走れる。


CYRANO HANDLEBAR R3 BULL
400mm(c-c)、リーチ75mm、ドロップ125mm。
最近新しく登場して、一気に主流になったコンパクトタイプ。


前はトラディショナルな丸ハンが好みであったが、もっぱらコンパクトの握り心地にハマってしまった。
コンパクトの長所は、カーブが小さいので手の小さい日本人でも握りやすい、と言われている。
しかし自分の感じる長所は、コンパクトゆえの「角度の自由度」ではないかと考えている。

自分の場合、まず下ハンの角度・距離を決めてから、ブラケットの角度・位置を決める。
その後、微調整しながら煮詰めていく、という感じ。

その際に困るのが、下ハンを握る時のレバーまでの距離が変わること。
下ハンとブラケットの位置が決まっても、特にブラケットを上げた場合、ブレーキ・変速レバーを握れないことがある。時には触れることすらままならないことも。
そうなると、ブラケット・下ハンのどちらかを妥協できるポジション、もしくは延々とベストを探し求める終わりなきループに陥いってしまう。


ブラケットは一番上に設定すると、丸ハンのような握り心地に近づく。
全体的にカーブのRが小さいので、ブラケットの位置の変更によるブレーキレバーまでの距離に変化が少ない。
下ハンの位置も、どこを握っても違和感がないので位置を決めやすい。

無理なく様々なポジションを取れるという事は、どんな状況でも自転車をコントロールできるということ。
つまり、常にベストなパフォーマンスで、安全にストレスフリーで走れるということに繋がる。


BAR:TAPE SUPERLIGHT SOFT TOUCH
バーテープはもちろん、fi'zi:k。高校生の頃から使っていた。


バーテープは薄ければ薄い方が好み。
柔らかで優しい肌触り、そして滑らない。

”ベスト”な選択ができるように、他にも様々な形状のハンドルがラインアップされている。
悩ましい...

fi'zi:k

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