Tour du Loir et Cher 2.2 3em étape

Tour du Loir et Cher 第3ステージ  211km

今大会最長ステージ。初っ端に登りが始まる。
前半はアップダウンが続くが、後半はフラット。
最後は6kmの周回を3周。

今日はスタートライン最前列に並ぶ。正確には各賞ジャージの後ろだが。
1.5kmのパレードが終わり、登坂の途中でリアルスタート。
昨日の2時間のアタックの打ち合いと巨人選手達の登れなささから、序盤のアップダウンで攻めれば逃げに乗れるはず。リーダーチームのChain Reactionも疲弊しているので、逃げ切りの可能性もなくはない。

と、いうことで久々のスタートアタック。
2人になるがリーダーチームの選手が1人チェックに入ってきた。
そいつは無視してもう一人の選手とガンガン回していく。2人ともキツそう。
パラパラ追いついてきて、集団も追いついてくる。

を、繰り返しながら攻めていく。
しかし、5km地点での逃げが決まったタイミングを外してしまった。
リーダーチームがカーテンを閉めて、すかさずコントロールに入る。100人以上が1分以内にひしめき合っているので、リーダーもおちおち油断はしていられない。

強力なリーダーチームによって、レースはコントロールされいている。
と思っていたが、これはLoir et Cher。リーダーチームに早くも見限りをつけたチームが後手を踏まんと、追走のアタックが発生する。
お陰様で今日の200kmのレースも始終、アタックがかかり続ける旅路となった。

もし追走が出来そうならば同調して一緒に乗って行きたいところだが、リーダーチームはかなり強力なようだ。
様子を見ていて、追走グループが抜け出すことはなさそうだ。
だが、常にアンテナは立てておく。

今日も生死をかけた幾多の落車淘汰をくぐり抜け、最後の周回までたどり着く。

が、コースプロフィールから想定していたよりも遥かにタフな周回であった。
400m15%くらいの坂を駆け上がり、横風に吹きさらされ、未舗装の丘を越え、ブレーキとスプリントを繰り返しながら街中を抜ける周回。
未舗装区間は去年のパリ~ニースでも登場していた。通りで見覚えがあった訳である。

そんな周回にペースの上がりきった集団最後尾で突入してしまった。完全にミス。ペースアップで余裕が無く、メーターを見ていなかった。
バラバラと脱落していく選手をパスしながら、少しずつ位置を上げていく。
最終周回時には集団が50人程に絞られたが、自分も位置を上げるだけでかなり脚を消耗していた。
最初の激坂でペースが更に上がる。耐えるが、前で中切れ。しかし、埋めることも出来ない。
集団もバラバラで、自分が第何グループなのかもわからない。
最後は3人でゴール。

序盤に攻めれたところは良かったのだが、タイミングがワンテンポ早かったか。
最後の詰めが甘かった。コース的にはワンチャンスあったと思うので、勿体無かった。

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