23.4.17

JBCF 東日本ロード Day-2

JBCF 東日本ロード Day-2 132km 6km×22周

昨日に引き続き、群馬CSC。
動きは自分、野中さん、元喜が入る逃げを作り、キツい展開にして優勝を狙う。

スタートしてから打ち合いで、野中さんや元喜が入った大人数逃げが形成されて、おいしい展開になったりするが、決まらず。

7周目に入ったホームストレートで、伸びきった集団からシマノ入部さんがキレのあるアタック。これはいけると思い、すぐに反応。
踏みまくって、逃げになる。正直あと1〜2人ほど反応してきて欲しかったが、仕様がない。
2人の逃げでは後ろに対する攻撃としては弱くなってしまうかもしれないが、余裕を持ちながらも攻めたいいペースで進んでいく。
差が一気に4分を超えて驚く。

途中から追走が形成されて、そこに野中さんと阿曽が含まれているらしい。他にシマノ2名、ブリッツェン、ブラーゼン、マトリックス。
集団との差も少し縮まりつつあるので、後ろを待つよりかはペースを落とさない程度に抑えて後ろを待つ。切れるカードは多い方が良いので、遅かれ早かれ、合流してからの展開に備える。

13周目の登りで追走が追いつき、10人の先頭グループに。
しかし、前に出ない選手、積極的でない選手もいてギクシャクしてペースが上がらない。
集団との差も1'50"〜2'00"を推移していて、残りの距離数を考えれば、まだ安全圏内ではない。
野中さんと阿曽に脚を溜めてもらい、メイン集団への攻撃となるように、ペースを保ち安定化を図る。

しかし、終盤にかけて差が一気に1分前後に迫る。
ラスト4周に入る登坂でシマノがアタック。ついていけず。
マトリックスが強力な牽引を始めたらしい。

集団に吸収されるが伸びに伸びた集団についていけず、そのままレース終了。
最後はラスト2周でマトリックスホセが抜け出し、逃げ切り。

途中までのキナンでの先手を取って攻めていく展開は良い運びであった。
コンディションが整っていない割には動けたのも良かった。

最初の逃げのメンバーには、せめてもう1人欲しかった。
先頭グループが10人になってから、メイン集団の状況を把握できずに脚を使い始めたのは早とちりだった。終盤にキナンの枚数を残せなかった。

しばらく次のレースまで期間が空くので、落ち着いて準備をして整えていきたい。

22.4.17

JBCF 東日本ロード Day-1

JBCF 東日本ロード Day-1 群馬CSC 120km 6km×20周

アタックのメンバーを見ながら逃げ切る可能性のある多人数の逃げに入り、勝ちを狙っていく。
思うように決まらない場合は、チームでペースアップして力で逃げを作る。
チームの連携を取る練習。
最後までもつれ込んだら、雨乞でスプリント。


序盤、全然脚が動かない。
中西と阿曽が対応してくれているので問題は無さそうだが、危険な逃げに反応すべく前に位置しなければならないところ。なんとか前に出るが、展開に追いついていけない。

マトリックスが集団スプリントに持ち込みたいような動きをしている。
シマノ、インタープロ、マトリックスの逃げが決まるが、追走に乗る、作る動きをしていく。
チームメイトと常に展開と動きの確認を行う。

阿曽にアタックをかけてもらい、集団のペースを上げて自分が抜け出すキッカケを作ってもらおうとしたが、集団は鎮静化。
ブリッツェン、ブラーゼンがコントロールに入る。

しばらくして阿曽も戻ってきて、中西にコントロールに入ってもらう。
愛三も1人出してきて、逃げとの差が一気に詰まっていく。少し差の詰まり方が速いか。

差が1分を切ってからラスト3周に入る時の心臓破りでチームアタックでペースを上げて、自分と野中さんと元喜で逃げを作る動きを確認。それに備える。

しかし、思いの外に逃げが早くに捕まってしまい、ブリッツェン岡、ブラーゼン吉岡がアタック。
危険な動きと判断して、反応する。
すぐに野中さんも合流してきて、この逃げを決めるべく踏んでいく。

が、マトリックスがまとめにきて、振り出しに。
ドンパチしていくが、マトリックスをメインに集団はひとつのまま、最終周回へ。

最後のアタックをかけるタイミングを伺っていると、野中さんがアタック。
集団は完全にストップ。これは行ったと思った。

しかし、マトリックスがじわじわと差を詰める。
最後の登坂に差し掛かり、アタックが掛かり、一気に野中さんを吸収。
自分もかなり脚を削られていて、頂上で遅れそうになるがセーフ。
中島さんがいい位置でクリアしていった。

最後はマトリックスがスプリントトレインを組み、ペースを上げる。
後ろから見てるだけになってしまい、どうなるかと思っていたが、中島さんが雄叫びと共に手を挙げるのが見えた。

序盤の調子の悪さはキツかった。
段々脚が回るようになってきたが、キレがなかった。
アタックで先頭に出ても踏み込める感じがなく、攻め切れない動きが多かった。
混乱した展開により、なかなか自分達の思い描いていた展開には持ち込めなかったが、常にコミュニケーションを取って臨機応変に対処した動きのプランを立てながらレースを組み立てていけたのは良かった。

明日は同じコースで132km。

17.4.17

Tour du Loir et Cher 2.2 5e étape

Tour du Loir et Cher 第5ステージ 97.5km

7.5kmを13周。ほぼクリテリウム。1km弱の緩い登りがある。
野中さんと2人になったが、ワンチャン狙って攻撃していく。

今日はばっちりウォーミングアップを済ませて、25分前にスタートラインへ。
ノルマンディで見覚えのある選手が1人、すでに並んでいたが大丈夫だ。
コミッセールも昨日の様なスタートの混乱を避けるために、スタートラインにテープを張って選手を後ろに並ばせる。

第1目標はスタートアタック。
完全に集団有利なこのコース。どのチームもエースをスプリントに送り込んでくるだろう。
総合で遅れているいわば”先行させたい選手”が逃げてくれれば、ラストに向けて集団も安定したコントロールをしやすい。ただしゴールライン上でスプリントポイントが設定されている周が2回あるので、メイン集団がどのように動いてくるかは、結局わからない。
ずばり自分は集団から先行させたい選手の1人であるのだが、そんな状況でよく決まるのがスタートアタック。もちろん、逃げ切る気でアタックをしていく。

スタート時間が近づいてきた。ふと見渡せば、自分は前から4列目に位置している。規制テープもいつの間にか、選手達の自転車に踏まれて力なくクタクタになっていた。
出鼻を挫かれた。もう、なるようになれ。

いざスタート。
スタートして1周目にはスプリントポイントが設定されているので、もし逃げが決まらなければペースは上がり続ける。
逃げは決まらず、ゴールライン後もペースは上がり続けるまま。
膠着状態が続いて中盤にようやく数名の逃げができるが、オーガナイズされた集団との差は10数秒を推移。

最後に向けて脚を溜める。遥々フランスに来たのは、集団に引きずられてパフォーマンスアップを狙うためではない。格上のヤツらと勝負に来たのだ。

ラスト2周に入り、集団前方でチャンスを伺う。激しい位置取りでどのチームもあまり列車をうまく組めていない。
恐らくこのままでは集団スプリントになるが、登りで隙を狙ってアタックを仕掛けたい。

だが、彼らも最後はまとめにかかってきた。
列車を組んできて、被されていき、じりじり後退していく。

最後のゴール前登坂では、もう集団後方。
安全な位置でゴールした。

5日間を通して個人的な脚のパフォーマンスは良かったが、勝負に絡めなかった。
やはり位置取りはロードレースの基本。
次に繋げていきたい。

16.4.17

Tour du Loir et Cher 2.2 4e étape

Tour du Loir et Cher 第4ステージ 142km

今日はやっとこの時期のフランスらしい天気となった。どんよりと重そうな厚い雲に、風。
破壊力はないが、確実に横風に吹かれるだろう。

スタートからゴールまでアップダウンを繰り返し、最後の周回もかなりパンチの効いているコースだ。
さすがのChain Reactionも、昨日のラストは崩壊していた。
10秒差で首位を守ったが、総攻撃に会うに違いない。
自分達が有利な展開に持ち込めるラストチャンスなので、片道切符のつもりで攻めていく。

スタート20分前にスタートラインの様子を見ると...すでに30~40人程並んでいる。
今日もスタートしてすぐ1kmの細い登りで始まるのだが、これはかなりキツい位置でスタートする事になる。ウォーミングアップも十分にできていないが、そのまま並ぶ。
今日はパレード無しの、用意どんスタート。

スタートして突如始まる登坂。広島の三段坂の最後の坂が1km続く感じだ。
上がっていくスペースがあるのだが、アップ不足でギアが掛からずに中々ポジションを上げられない。
登り切れば早くも中切れ。スタートしてまだ1kmしか走っていない。

繰り返される激坂と横風にさらされ、中切れが発生しては繋がり、中切れされては埋めて...全然前に上がれない。
激坂も車がやっと1台通れるくらい細いので、集団後方は入口で完全にストップさせられる。レース中継でもそんな場面を見かけたことあるであろう。
コースレイアウトはアルデンヌクラシックのコースに引けを取らないだろう。
フランスのレースの傾向として、森の中の激坂を抜けると、畑の農道で横風に吹きさらされるというのが定番なのだが、まさにそれ。前に位置取れない奴らはふるいにかけられていくのだ。


坂でポジションを上げて、横風を耐えて、を繰り返して何とかメイン集団がペースを落ち着けるまでは喰らい付く。
今日は北東の風だったので、50km地点まで横風磔の刑に処せられていた。
上の今日のコースマップで、もうひとつ注目して頂きたいのが高低図だ。
アジアツアーではよく、適当に記されたあてにならない高低図が配られたりするが、ここまであてにならないのは見たことがない。


実際はこのようなアップダウンであった。いかに適当であるか。

ちなみに第2ステージはこうであった。

実際は、


詐欺というか、策略を感じる。
親切なのかわからないが、もはや載せないでほしいレベルだ。

そんな感じで、耐えるレースとなった前半。先頭では打ち合い、もしくは横風アタックになっていた。
勝負脚も使いながらメイン集団でクリアしていくが、70km地点で5人に逃げられる。
結果的にその5人が逃げ切った。

メイン集団は何チームかがコントロールに入るが、厳しいアップダウンによりペースが上がらない。いや上がってはいるが、差が詰まらない。

最後の周回に入る直前に、疲弊しきった集団にダメ押しの激坂2連発で集団は崩壊。
'2015仏チャンプのSteven Tronetと2人になり、前を追う。
前のグループに追いつくが、彼は更に飛んで行った。

もう、自分がどのくらいの位置にいるのか全くわからない。
結果は6'23"遅れの61位。

恐らくスタートラインの前から30番手以内に並んでいた選手だけで、今日のレースは展開されていただろうか。
とにかく引きずられるだけの展開で、レースの展開が全く見えなかった今日のレース。
最後の攻め場だっただけに、何もできなかった悔しさが残る。
前半の位置の悪さから、かなり脚を使ってしまった。

しかし、久々に「ちぎれる〜...!」と歯を食い縛る引きずられ方をしたのは気持ちが良かった。やはり、この強度はヨーロッパでないと得られない。

15.4.17

Tour du Loir et Cher 2.2 3em étape

Tour du Loir et Cher 第3ステージ  211km

今大会最長ステージ。初っ端に登りが始まる。
前半はアップダウンが続くが、後半はフラット。
最後は6kmの周回を3周。

今日はスタートライン最前列に並ぶ。正確には各賞ジャージの後ろだが。
1.5kmのパレードが終わり、登坂の途中でリアルスタート。
昨日の2時間のアタックの打ち合いと巨人選手達の登れなささから、序盤のアップダウンで攻めれば逃げに乗れるはず。リーダーチームのChain Reactionも疲弊しているので、逃げ切りの可能性もなくはない。

と、いうことで久々のスタートアタック。
2人になるがリーダーチームの選手が1人チェックに入ってきた。
そいつは無視してもう一人の選手とガンガン回していく。2人ともキツそう。
パラパラ追いついてきて、集団も追いついてくる。

を、繰り返しながら攻めていく。
しかし、5km地点での逃げが決まったタイミングを外してしまった。
リーダーチームがカーテンを閉めて、すかさずコントロールに入る。100人以上が1分以内にひしめき合っているので、リーダーもおちおち油断はしていられない。

強力なリーダーチームによって、レースはコントロールされいている。
と思っていたが、これはLoir et Cher。リーダーチームに早くも見限りをつけたチームが後手を踏まんと、追走のアタックが発生する。
お陰様で今日の200kmのレースも始終、アタックがかかり続ける旅路となった。

もし追走が出来そうならば同調して一緒に乗って行きたいところだが、リーダーチームはかなり強力なようだ。
様子を見ていて、追走グループが抜け出すことはなさそうだ。
だが、常にアンテナは立てておく。

今日も生死をかけた幾多の落車淘汰をくぐり抜け、最後の周回までたどり着く。

が、コースプロフィールから想定していたよりも遥かにタフな周回であった。
400m15%くらいの坂を駆け上がり、横風に吹きさらされ、未舗装の丘を越え、ブレーキとスプリントを繰り返しながら街中を抜ける周回。
未舗装区間は去年のパリ~ニースでも登場していた。通りで見覚えがあった訳である。

そんな周回にペースの上がりきった集団最後尾で突入してしまった。完全にミス。ペースアップで余裕が無く、メーターを見ていなかった。
バラバラと脱落していく選手をパスしながら、少しずつ位置を上げていく。
最終周回時には集団が50人程に絞られたが、自分も位置を上げるだけでかなり脚を消耗していた。
最初の激坂でペースが更に上がる。耐えるが、前で中切れ。しかし、埋めることも出来ない。
集団もバラバラで、自分が第何グループなのかもわからない。
最後は3人でゴール。

序盤に攻めれたところは良かったのだが、タイミングがワンテンポ早かったか。
最後の詰めが甘かった。コース的にはワンチャンスあったと思うので、勿体無かった。

14.4.17

Tour du Loir et Cher 2.2 2em étape

Tour du Loir et Cher 第2ステージ 184km

昨日に引き続き、皆んな前に残ること。

天気も昨日に引き続き、好天気、無風。昨日よりも無風。
コースは若干昨日よりもアップダウンがあるが、ほぼ無いようなもの。

スタートラインに向かうと、昨日と違いすでに大多数の選手が。
アタック合戦はスタートラインでの位置取りから始まっているので、これはかなり致命的だ。
しかもパレードが1.5kmと、非常に短いので前に上がるのはかなり苦戦するだろう。

集団10番手くらいでリアルスタートが切られた。
集団が横に8人並んでいれば、10番手は実質的には前に70人の選手が走っていることを意味する。
道幅いっぱいに広がられていれば、先頭に出るのはかなり脚を使う。
しかも後ろからスタートした為に、前で回る流れに乗って前に行けない。


集団が150人を越えてくると、集団内の選手の流れがこのような感じになってくる。
後方に位置してしまうとなかなか前に上がれないのだ。
しかし巨人選手達はかなり登れないらしく、ちょっとした登りで簡単に集団先頭まで前に出ることができる。

KOMが連続する中盤では先頭で攻撃に転ずるが、全てのチームが必ず逃げに選手を送り込みたいのか、乗り遅れたチームが振り出しに戻してくる。
だが基本的にはどのチームも思惑があって展開を作っていく、というよりも各1人個人が逃げていくといった感じだ。チーム人数的に仕様が無いのだが、もはやアマレースである。チーム間同士で組織立つといったこともないようだ。

延々と2時間!のアタック合戦が続き、状況と情報を得る為にチームカーを呼ぶ。
...その瞬間に逃げが決まった。

リーダーチームがコントロールを始めるが、相も変わらず激しい位置取りが続く。
お互いに位置を競り合える許容範囲を理解はしているが、恐らく日本チームをなめている、もしくは敵として見ていない巨人達は、余裕でそのラインを越えてくる。張り合えば落車するのが目に見えているので、下げてしまう。
最後の周回に入り雨乞を良い位置に送りたいが、中々合流できない。

度重なる落車を躱しくぐり抜けつつ、気付けば集団最後尾。
安全に集団でゴール。

序盤のアタックの打ち合いに反応できる位置にいれなかったのは、かなりやらかしてしまった。
逃げが決まった時も、集団から「いい加減にしてくれ」的雰囲気が出ていたので、下がらずにもう少し粘れば良かった。
今日も最後はところてんになっていたが、チームで上がれたタイミングが必ずあるはず。しっかりと、集団の流れ、上がるタイミングと連携を取りたい。
身体の反応は上々。明日は登りが多数組み込まれているので、チャンスがあるはず。

しかし、今日も何人か救急車で病院に搬送されたらしい。
明日は我が身、の精神で気をつけよう。

13.4.17

Tour du Loir et Cher 2.2 1er étape

Tour du Loir et Cher 第1ステージ 154km

風が強く吹きつけて、荒れた展開になる事で有名なレース。
リーダージャージの着用者が毎日変わる、難しいレースだ。

ミーティングでは、とにかく皆んなが前に残ること。
1チーム6人、2クラスのヨーロッパツアーとなれば、スタートからゴールまでアタックがかかり続け、後ろに取り残されるほどにキツい展開を強いられる。
恐らく集団からは敵として見なされていないので、うまく立ち回るしかない。

当日、天候は打って変わって暖かい陽気と無風。
コースは”超”ど平坦。最後は5kmの周回を3周。
出場メンバーは、北欧系の巨人選手が多い。また、一昨年出た時よりも地元フランスアマチュアチームが多い気がする。レースが危険すぎて敬遠されているのだろうか。

7kmのパレードを経て、スタート。
集団前方で動きをよく見る。心なしか、あまりドンパチ感が無い。やはり予想していたよりも好天気で、主要なチームは集団有利と考えているのだろうか。
人数が行ったらチェックする、といった感じでスピードも上がり切らない。

そうこうしていたら30分くらいで6人が抜け出して、そのまま集団は逃げを容認。すぐにオランダのコンチがコントロールに入る。
他の有力チームも1人くらいずつコントロールに入れているので、集団スプリント、もしくは終盤の掛け合いにしたいのだろう。と、いうのが見てとれた。
一時は3分半くらいまで広がった差も、着実に詰まっていく。

ちょくちょく横風が吹いてきて集団が一列に伸びるが、分断される程強くはない。
しかし、脚を少しでも溜める為に前に位置取る。集団の前半分で回っている流れに乗るがチームでまとまれず、被されては前に出るを繰り返す。

そして、これはTour du Loir et Cher。
集団がコントロールされて先頭のペースが安定しているというのに、先頭トレイン以下では、まるでゴール前スプリントかのような位置取りが繰り広げられている。
常に強く気を張らせていないとすぐに落車するので、とても気疲れしてくる。

2回ほど落車で足止めを喰らい、集団後方へ。
しかし50km手前からすでにところてん状態になっていて、前に上がるのが絶望的になる。
逃げに乗っているチームカーが集団の横から上がろうとするが、道が開けずにずっと集団の中に埋もれている。ハッキリ言って異常事態だ。
チームカーやモトが上がるのを利用して、後ろから選手が一気に集団先頭まで上がってくるので、普通なら避けるところを譲らないのだ。

よってあまり終盤の展開をよく見れていないのだが、先頭6人は逃げ切り。
後ろは集団1つでゴール。

落車でケガもせず集団でゴールできたので、とりあえず安心。
想定していた風もなく、カオスな展開にならなかったので比較的単調な展開になった。

だが、最初の逃げに乗れなかったのは残念であった所。よく知らないチームが多く、よく見ても反応できなかった。
スプリントに備えるならばかなり早めに位置取りを開始しないと、前の流れに乗れないだろう。
調子はよく感じたが、今日は1回もレースの先頭に出なかった。

明日はもっと攻める気持ちで、何か良い形か流れを作りたい。

9.4.17

刺激

ロード選手が避けては通れぬ長距離移動ではあるが、こればかりは如何ともし難い。

12時間くらいの飛行機移動であれば慣れてきたが、それよりも長い移動になると身体的精神的疲労が加速度的に蓄積してくる。
遠征に限らず移動にかける時間とお金は、少なければ少ない方が良いのだ。

長時間に渡って座席に着いていると、身体の水分や老廃物、病原体等を運ぶリンパ系がうまく機能せずにむくみ、筋肉は凝り固まり、パフォーマンスに悪影響を与える。またむくみが酷い状態だと、疲労感や虚脱感などの症状が出ることもある。

リンパ管は血管よりも細く、血管に比べて1/15くらいの速さでしか自発的に収縮(身体を動かさない状態で)せず、更に飛行機で高高度にいる場合は気圧によりリンパ管が引っ張られリンパの流れが悪くなり、体内の水分や老廃物が回収されずに組織間に滞ってしまうので、むくまない訳がないのだ。


浮腫み対策にはもちろん、コンプレッションウェアが有効だ。
YONEX STB-AC03は動作のサポートもしてくれる。

リンパ管が動かずに流れがないと免疫力も低下するので、飛行機内の乾燥と不特定多数の乗客に囲まれて何時間も動かないでいる状態は、風邪をひくリスクも増加する。
移動の疲労を少しでも減らす為にも、ストレッチやマッサージをしたい。リンパは右上半身と、左上半身から下半身に流れる流れがあり、それを意識してマッサージする。
筋肉に達するまで力を加えずとも、皮膚の表面を軽くさするくらいでリンパ系の働きは復活する。

また、長時間座席に着いている際には姿勢にも気をつけたい。
特に腰。骨盤から腰にかけての背骨のカーブを保持する事。腰が潰れると全身に悪影響が及ぶ。腰が潰れたまま座っていると、特に自分は臀部からハムストリング、腸腰筋から腰部にかけての範囲が骨になったように固まってしまう。
それらを避けるためにできる事は、ブランケットを丸めてシートと腰の間に挟み腰の湾曲を保持して、枕を腿の下に敷いて臀部に圧が集中しないようにする。
そしてシートは倒さない。つい倒してしまいたくなるが、(エコノミー席の場合は)中途半端な倒れ具合なので、腰に負担のかかる角度になる。

そしてよく水分を摂り、高塩分、高脂肪、高カロリーな物は避ける。
自分がよくやるのは、ひたすらシュガーレスガムを噛み続けて、空腹と口の寂しさを紛らす。

また、あくまで個人的によくするのは、できる限り寝続ける事。
時差ぼけ調整で寝るタイミングを計る頭脳明晰な人もいるが、自分はあまり寝たい時に寝れるタイプではない。そしたらできる事も限られる機内、到着までずっと寝ていて頭の中を少しでもクリアにしておこう、という半ば諦めの精神だ。
寝付けない場合は、書籍を3冊程ローテーション(1冊に飽きたら、もう1冊...を繰り返す)させて、脳を疲労困憊・酸欠の状態にして、強制的に眠気を引き出す戦法を取っている。
あるいは、離陸から着陸まで映画を寝ずに見続ける。突き抜ければいつでも寝れる状態になり、到着地で寝るべき時間まで我慢すれば、時差ぼけも一発で乗り切る事ができる。
もちろん、以上の事はお勧めはしていない。


移動後はトレーニングを行っていないがダメージは受けているので、移動後の調整は非常に大切だ。
各人によって調整方法があるであろうが、個人的には段階的にギアをかけていき、全身の筋肉を積極的に動かしていきたい。
始めは筋肉が動かないので何だか疲れている様なキツい感覚に捉われるのだが、強度を上げて踏み続けることで刺激が入り、凝り固まった身体が本来の動きと筋肉の弾力を取り戻して、ふとした瞬間に脚が突然回り出すのだ。この瞬間の気持ち良さは病みつきなる。
ただし経験上、数十分で身体が戻る事もあれば数日かかる事もあり、時間がかかる時はちょっとイヤになってしまう。

練習後には入念なストレッチを。
身体の力が入るラインを意識しながら、全身のストレッチ・マッサージを行う。
つい、気になるところに意識が集中しがちだが、身体はすべて繋がっている。全身の筋肉の張りを均一にするイメージで。


欧州に渡り始めの頃は、軽いギアを脚に負荷のかからない強度で回して”回復”に努めていたのだが、いつまでたっても身体が重く感じて回復しない。すぐにレースを迎えるのだが十分な調整が行えず、良いパフォーマンスを発揮できない事が多々あった。今思えば、実はそれは身体が必要としているリカバリーではなかったのである。
長時間移動の疲労は高強度での筋破壊による疲労ではないので、”回復・修復”をさせる必要がない。多少はあるが。どちらかというと、”なまった”状態に近いのだろうか。
しばらくの低強度のベーストレーニングから高強度のトレーニングに移行した際に感じる、脚の重さ、ダルさ、疲労感にも同じ事が言える。と、思う。

また、身体の体液の巡りを良くする事も必要だ。湯船につかったり、脚を上げて寝る事も有効だ。

むりくり重いギアを回す必要は無いので、日頃から自分の身体にどの様な刺激が必要か、自分の身体の状態を良く知るためにもいろいろ探って頂きたい。

YONEX
YONEX COMPRESSION WEAR

2.4.17

Tour de Tochigi 2.2 3eme étape

ツールド栃木 第3ステージ 103km

最初にいきなり10kmのKOMを越えて、下りきったらあとはど平坦。
天気も快晴になり、春の暖かさを感じる。

今日の動きは、正直なところ総合リーダーを出し抜く有効な手立てがないので、一か八かで攻めて全て失うよりもジャイの総合2位を守るべく動く。その為に場合によってはリーダーチームの手助けをする。
終盤にチャンスがあれば、リッチーがアタックしてステージを狙う。

前日の内に剃るものも無いのにスネ毛と髭を剃り、ボトルにあまり水を入れなくて済むようにウォーターローディングをして、準備は完璧だ。

アクチュアルスタート。最初のKOMが思いの外早く始まる。が、序盤は斜度が緩い。
この区間を試走していないのでどうなるか分からないが、ストラバデータを拝見するに途中からキツくなるらしい。

アタッキグストがアタックしていくメンバーを良く見ながらコントロールしている。しかし1人また1人とドロップしていく。
5kmくらい登ったところで斜度がキツくなり、集団もある程度絞られてきた。
第1、2ステージとは違い自分だけ脚を使ってる状況ではないので、かなり余裕を持って動きを観察する。

中盤にある湖のほとりでアンカー西薗さんがペースアップ。共に総合で1分半ビハインドの龍を連れて抜け出したいようだ。すかさずチェックを入れる。
西薗さんが自分に交代を促すが、ジャイの総合2位を守る事を考えれば万が一の可能性もあるので、協力できかねる。
実家に下宿をさせてもらい、トレーニングに付き合わせて貰い、自転車の事から経済、はては世の中の理まで、分からない事があれば何でも教えてくれる我がジェントルマン師匠であらせられるのだが、今回ばかりは御免蒙ることにさせて頂く。
振り向けば、リッチーもジョインしてきている。
アンカーもさらに総合上位を狙うならば攻めるしかないのであろう、回らない4分遅れの自分達に構わずペースを上げ続ける。

ところがリッチーが前に出て、更にペースを上げる。速い。
なぜだ、この逃げを決めたいのであろうか。とにかくこのままでは仲間に殺されそうだ。
なんとか耐えて西薗さんに先頭が代わり、また交代を促されるが、今度は普通にキツくて交代出来ない。

KOMが見えた所で、後ろから集団のKOM争いのスプリントに巻き込まれ、吸収される。
集団といっても20人くらいだろうか、リーダーはすでにアシストが1人しかいない。後ろの集団とは40秒あるらしい。
下りに入るが一直線で下っていくので、アンカー、ブリッツェンの攻撃が始まる。
リーダーをアテにしていてはジャイの順位も危ぶまれるので、ジャイ以外で交代で対応していく。そしてジャイも隙を見て攻撃している。

終わるとも知れぬ打ち合いも、後続が追いついたところで更に激化する。
アタッキグストも人数が揃うが、キツそうだ。危険な選手のアタックにアタッキグストが反応出来ない時は、自分らで追いかける。

最初のスプリントポイントが近づき、ペースを上げる。総合2、3、4位は秒差の争いなのでとちることは出来ない。
スプリントはジャイが2着。3位と5秒差に迫られる。
ラインを越えるとまたアタック攻撃が繰り返される。さすがに脚もへばってきたが、堪え時である。

アンカー石橋選手がアタック、追走が...かからない。ごちゃごちゃするが、すぐに集団は沈静化。
多くのチームがスプリントに持ち込みたいであろうし、そうなると逃げが逃げ切る可能性は低くなる。数チームがスプリントに向けて結託すれば、それに対抗するのはかなり厳しい。
逃げが1人となれば、リーダーチームにとってもスプリンターチームにとってもコントロールは格段にし易くなる。

レースは落ち着きを取り戻して、2回目のスプリントポイントもなんとか逆転されずに通過。
度々横風に晒される箇所ではチーム人数分だけ風上に上がり、チームの脚を溜める。

ラストに向けて、オリバーレーシングがペースアップを開始。コンチネンタルチームではないのだが、非常に強力なチームだ。ゴールが近づくにつれて、位置取り争いも激しさを増していく。
ジャイを前に上げては被されてバラバラになり、を繰り返しながらも位置取りしていく。

位置取りに脚を使い、集団に埋もれて前に上がれなくなってきた。
ラスト500mでチームカーを誘導する看板に釣られて、曲がる選手と直進する選手が出てきて大落車発生。
隣にいた選手はエグい音と共に宙に舞い上がった。
ここに至るまでのコースの案内板と車両誘導する看板が、ほぼ同じ様な看板であった為に混乱したに違いない。試走していた自分もかなり迷ってしまった。

何とか落車は避けれたが集団とは距離が空いてしまい、最後は流してゴール。

ジャイはポジションをキープして、総合2位を守ってくれた。一時は迫られたが良かった。
チーム全員で攻撃していくことになり、なかなか激しいレースであった。チームとして出来る事はやりきったのではなかろうか。
個人的には好調であったし、展開に絡んで勝負争い出来る脚と自信をアピールしたかったのであるが、今回は今回として次に目を向けていきたい。

しかし、栃木県は自転車王国と言われるだけの事がある。
ラインレースで道路を封鎖したにも関わらず、沿道の観客がずっとこんなに応援してくれているのは、今までの日本のレースであっただろうか。

その中にもキナンを応援して下さる方々がいた事も、とても嬉しくなってしまった。

さて次はTour de Loir et Cherであるが、今回のレースではあまり追い込みきれなかったのでトレーニングした方が良いだろうか??

1.4.17

Tour de Tochigi 2.2 2ème étape

ツールド栃木 第2ステージ 102km

序盤に10分くらいのカテゴライズされていない山、中盤からゴール向かってアップダウンで登り続ける。試走した感じでは、レースのどの位置にいてもキツくなりそうだ。
チームの動きとしては昨日と同じく、全員で攻める。一番最高の形は、ジャイかトマの逃げに誰かが乗ってゴールまで全力で牽く。

密かに期待していた雨は明け方には止んだようで、路面もどんどん乾いてきている。
湿度のせいか、昨日よりも暖かく感じる。

アクチュアルスタートが切られアタックが打たれているが、昨日のようなキレッキレな速さが無い。
ある程度総合順位の差がついた事により、どのチームがどう動きたい、利用したいというのが見えてくるので昨日のようなカオス具合は無いのだが、やはり中々決まらない。

集団ひとつのまま、今日のハイライトのひとつと言える最初の山を迎える。
ここでは間違いなくレースが動くに違いないので、前に位置しなければならない。...昨日と同じことを考えているが、フラグを立てているつもりはない。昨日の自分とは違うのだ。
集団前方で勝負所に備える。

あと少しで山に差し掛かろうかというところで、日本チャンプのアンカー初山さんがアタック。続いてブラーゼンの吉岡選手が追走をかける。彼も先の宇都宮ロードで優勝した、好調であろう選手だ。
しかし山岳に入る直前のアタックというのはキツくなる時間が増えるので、得てして登り始めてすぐに集団に吸収される確率が高い。キナンのみならず、他のチームも登りで攻撃を掛けてくるであろう。ので、行きたい気持ちを「ぐっ」と堪えて、様子を伺う。
2人だからということなのか、道幅一杯になった集団は見送る姿勢、もしくは次のアタックを待っている空気だ。
が、ちょうどトマが集団の先頭に出ていて、明らかにキョロキョロと追走アタックを警戒している。

いずれ掛かるであろう追走の動きに、我がエースにそんな事をさせる訳にはいかぬ。
実際もしこのまま2人が行ってしまえば、アンカーに対して後手を踏む事になるし、リーダーチームへの攻撃としては弱くなる。やはり見逃して置く訳にはいかぬ。
やられるよりやるんだ。の精神で、他チームより先手で追走を掛ける。

前に合流、鹿屋の選手も来て4人で回す。
1チームあたりの人数が少ないのでアンカー、ブラーゼン的にも、逃げに選手を送り込みたいであろうし、かといって泳がされるような中途半端な逃げは作りたくないであろう。
自分の脚のレベルはある程度承知しているので、もしこのメンバーで行ければかなり良い形ではある。

登り口になるヘアピンを曲がると、Oliver's Racingを先頭に早くも集団がほぼ繋がっている。
今度は登りなので後ろもキツいはず、レースは常に前で起こっている。の精神で踏み続ける。が、やはりキツいものはキツい。オリバーが前に出て、ペースをカチ上げる。

斜度がキツくなった所でリカルドがアタック。トマが「ついて来い。」と目で訴えてきて、何が何でも一緒になって攻撃に転じなければならないのだが、すでにオールアウト寸前のレッドゾーン。

くそ、ジリ貧でどんどん位置を下げる。
こうなった自分に残されたできる事は、ただ一つ。
どうか前で集団が割れませんように、とただ祈るのみである。

頂上付近はワインディングの為、先頭で何が起きているか把握出来ない。
悔しいが、他力本願で行かせもらうしかない。

そして開けて先頭が見えた...おふ。キナンが列車組んでペースを上げている。自分は見事に後ろに取り残されている。その差、20〜30秒くらいか。
列車組むなら登り前に言ってくれよ、などと先頭の展開を把握していない酸欠の頭で怒りながらも、無情にもキナン特急列車を悔しくも見守るのみであった。
フラグ回収したつもりはないが、何とか第2集団でクリア。

キナンがペース上げてこの状況を作ったなら、自分が無理して追いつく必要も無い。
状況がヤバいチームが前を追う。
しばらく後、前に追いついたがすでに逃げが出発した後。
ジャイ、マルコス、元喜が乗り、チームとしては良い展開を作れた。

今日のレースは、実質この1時間で終了した。

追走や逃げが吸収された後の展開に備えるが、集団はひとつのままで逃げを捉えられずにゴール。

ジャイが10秒差で総合2位に浮上。
明日は最終日。忙しいに違いない。
出場選手が少ないので10人逃げれば、実質追いかけるチームは2、3チームしかいなくなるので、通りで逃げ切るわけだ。

「攻撃することに関しては特別言うことはないが、アタックには自己責任が付随してくるんだぜ。」と、かつて言われた事を思い出した。アタックは、ともすれば、逃げ切ってしまう恐れがあるから、アタックになるのである。

にしても、フィリピンからなんだか空回りするパターンが続いている。
早くこの流れを断ち切りたいものだ。

もっとレースらしい事をしたいのだ!(個人的希望)